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- 8/17時点の「Roast」の最新情報と使い方が分かる
- 「Roast」がどのような技術の組み合わせで作られているか分かる
- 「Roast」をChatGPTなどのLLMで再現する方法が分かる
x(旧Twitter)で話題のRoastとは?
「Roast」は、2024年7月に立ち上げられたばかりのWorldware社が提供しているAIサービスです。
X (旧Twitter) で話題急騰中の「Roast」は、利用者のX(旧Twitter)の投稿を分析し、ボロクソに酷評してくれる斬新なAIサービスです!笑
ユーモアある返しが面白く、8月上旬からXにてインフルエンサーを中心に話題となっていますね。
Roastの使い方
以下のworldware社のサイトに飛び、「Discover your twitter personality」のところで X(旧Twitter)のユーザー名(@で始まる)を入力することで利用できます!
1.以下のリンクからworldware社のサイトに飛ぶ
2.リンク先の「Discover your twitter personality」のところで X(旧Twitter)のユーザー名(@から始まる)を入力
3.Discoverボタンを押すとRoastがみれる
Roastのしくみ
公開後大人気になり、一度は有料となったRoastですが、まず有料となった原因としてアプリの仕組みが、
1.Twitterのアカウント名を入力
2.アカウントの投稿を集める
3.ChatGPTのようなLLM(大規模言語モデル)に集めた投稿を渡す
4.LLMからの出力を表示
のようになっているからだと考えられます。実際、開発者のXの投稿でもAPIのコストに苦しんでる様子がうかがえますね。。
Live dashboard of our project that roasts your Twitter. (https://t.co/N9qE4dPhTm) — 3mm in 8 days! But it seems like we will have to shut it down 🙁 Here is why:
— Filip Kozera (@kozerafilip) August 6, 2024
– @apidojo_ cant handle the traffic 🙁 They have been great, but we need a new way to scrape Twitter, as Twitter API… pic.twitter.com/iAD5DZZjs1
このRoastですが、仕組み自体は単純だと思うので編集者が自作して使ってみました!
もしRoastが有料になったため使うのを諦めてしまった人がいればぜひ参考にしてください!
自分でRoastをつくる方法!
まずはじめに、どのLLMを使うか選びます。おなじみのChatGPT以外にも様々なLLMが登場していますが、今回は日本語の性能が高い「Claude 3.5 Sonnet」を使っていきます!
上のリンクから Anthropic のログインページに飛べます。
アカウントにログインしたら無料で Claude 3.5 sonnet を使うことができます。
なお、編集者はPerplexityでClaude 3.5 sonnetに設定し使っています。
準備ができましたら、以下のプロンプトを入力しましょう!このとき、[投稿の内容]の部分を各自変更してくださいね。
あなたは、オスカー・ワイルドとジョージ・バーナード・ショーを足して2で割ったような皮肉の達人です。
相手の自尊心を木っ端微塵に砕きながらも、表面上は礼儀正しさを保つような、洗練された毒舌を繰り出してください。相手の言葉の裏にある愚かさや自己欺瞞を容赦なく指摘し、社会の偽善や人間の弱さを鋭く風刺してください。そして、それらをユーモアと知性で包み込み、聞く者を笑わせながらも深く考えさせるような返答を作成してください。
投稿:[投稿内容]
実際に僕が使ってみたところ、こんな酷いことを言われました。笑
このように、入力するプロンプトによってよりRoastのような出力を期待できます。
効果的なプロンプトの作成についてはコチラの記事をご覧ください!
まとめ
以上のように、現在のLLMはとても進化しているため、ちょっとした役割と演じる内容を与えるだけでも名役者に大変身します!
LLMの性能は対応言語において本領を発揮するため、日本語でLLMを使う際は今回のようなClaude 3.5 sonnetをおすすめします。
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